*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:短期資金流入と買い戻し加速で3日続伸 7月8日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比16pt高の728pt。なお、高値は728pt、安値は703pt、日中取引高は3104枚。前日7日の米国市場のダウ平均は反落。
トランプ政権の相互関税上乗せ分停止期限が迫る中、警戒感に寄り付き後、下落。
その後も売りが先行する中、昼にかけトランプ大統領が日本や韓国に対し25%関税を8月1日から賦課することを発表し、売りが加速し一段安となった。公開された関税文書で南アフリカやマレーシアなどへの関税も明らかになると、下げ幅を拡大。
同時に、交渉期限も延長されたため警戒感が緩和し終盤にかけ下げ止まり、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比9pt安の703ptからスタートした。トランプ大統領の25%関税を受け、朝方は売り込まれたものの、安寄り後に切り返し、その後は堅調な展開。輸出企業が少ないグロース市場に短期資金が流入したほか、ETFによる分配金捻出の売り圧力の低さも見直され、買い戻しが加速。日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限のサポート力の強さも評価材料となり、3日続伸となる728ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、MTG<7806>やSyns<290a>などが上昇した。 <SK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物概況:短期資金流入と買い戻し加速で3日続伸