*06:32JST NY為替:米トランプ政権が日韓の25%関税発表、インフレ懸念に米金利高・ドル続伸 7日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円50銭から146円24銭まで上昇し、146円07銭で引けた。トランプ米大統領が日本と韓国に25%の関税賦課する計画を発表し、インフレ上昇懸念が強まったほか、今週の国債入札を控え米長期金利が上昇し、ドル買いが強まった。また、関税による日本経済への悪影響を警戒した円売りが加速した。同時に、報道官がトランプ大統領が相互関税上乗せ分発動を8月1日まで延期する措置に署名することを明らかにしたため伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは1.1745ドルから1.1687ドルまで下落し、1.1709ドルで引けた。ユーロ圏小売売上高の悪化を受けたユーロ売りやドル買いに押された。ユーロ・円は170円61銭から、171円32銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3648ドルへ上昇後、1.3589ドルまで反落した。ドル・スイスは0.7960フランへ下落後、0.7991フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米トランプ政権が日韓の25%関税発表、インフレ懸念に米金利高・ドル続伸