*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:弱含みか 本日の東証グロース市場250指数先物は、弱含みの展開を予想する。前日25日のダウ平均は106.59ドル安の42982.43ドル、ナスダックは61.02pt高の19973.55ptで取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の上院議会証言を控えて、寄り付き後、まちまち。中東情勢は安定も、新築住宅販売件数が予想以上に減少し成長減速が警戒されたほか、議長がインフレの上昇を示唆したことが嫌気され、ダウは売りが先行した。ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)の上昇が支援し、プラス圏を維持。まちまちで終了した。まちまちだった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、弱含みの展開を予想する。夜間取引の下落で、5日移動平均線や日足一目均衡表の転換線を下回ったため、テクニカルは売り手優位を示唆している。直近のIPOラッシュで、購入資金を捻出する換金売りが観測されるなど、短期的な需給もやや不安定な状況だ。今晩米国で1-3月GDP確定値や先週分新規失業保険申請件数、リッチモンド連銀総裁スピーチといった重要イベントを多く控えており、様子見姿勢が強まる可能性もあるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比7pt安の746ptで終えている。上値のメドは750pt、下値のメドは735ptとする。 <SK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:弱含みか