*09:11JST 日経平均は175円高、寄り後はもみ合い 日経平均は175円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちで、東京市場で手掛かり材料となりにくかったが、海外市場で米長期金利が上昇した後に低下に向かったことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=143円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ70銭ほど円安・ドル高方向に振れたことが株式市場で安心感となった。さらに、日経平均は5月14日から昨日までで1200円近く下落したことから、高値警戒感がやや緩み、買いが入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で、主要指数が取引終了にかけて値を消す展開となったことが東京市場で投資姿勢を慎重にさせた。また、日米関税交渉の3回目協議を控え、結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は175円高、寄り後はもみ合い