*06:58JST NY為替:米5月ミシガン大期待インフレ率急伸で年内利下げ観測後退 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円40銭へ弱含んだのち、146円10銭まで上昇し、145円70銭で引けた。
米輸入物価指数が予想外に上昇したほか、5月ミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレ率の急伸を受けて、年内の連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が後退。ドル買いが強まった。また、日本の1-3月期国内総生産(GDP)が再びマイナス成長に落ち込み日銀の利上げ観測後退に連れ円買いも弱まった。格付け会社ムーディーズが米国債格付けをAa1とAaaから引下げると伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは1.1205ドルから1.1131ドルまで下落し、1.1149ドルで引けた。ユーロ・円は163円10銭まで上昇後、162円54銭まで下落。ポンド・ドルは1.3300ドルから1.3251ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8365フランから0.8401フランで上下に振れた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米5月ミシガン大期待インフレ率急伸で年内利下げ観測後退