*06:31JST NY為替:パウエルFRB議長は関税によるインフレ長期化の可能性に言及、リスクオフ 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円85銭からまで上昇後、141円65銭まで下落し、141円90銭で引けた。米3月小売売上高や4月NAHB住宅市場指数の改善で一時金利上昇に伴うドル買いが強まった。そののち、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で関税がインフレを押し上げ長引く可能性やFRBの目標達成が遅れる可能性を警告し、リスク回避の円買い、ドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.1340ドルから1.1413ドルまで上昇し、1.1397ドルで引けた。ユーロ・円は162円28銭から161円56銭まで下落。ポンド・ドルは1.3274ドルから1.3213ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8171フランへ強含んだのち、0.8121フランまで下落した。安全通貨としてのフラン買いが再開した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:パウエルFRB議長は関税によるインフレ長期化の可能性に言及、リスクオフ