*09:15JST 日経平均は946円安、寄り後は下げ幅拡大 日経平均は946円安(9時15分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。特に、ダウ平均が一時1400ドルを超すなど、各指数が大幅高となった後に下落に転じたことが東京市場で投資家心理を重くした。また、外為市場で1ドル=145円70銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円50銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、トランプ米政権の関税や通商政策の不透明感、貿易戦争の激化などが引き続き意識され、リスク回避の動きが強まった。一方、日経平均は昨日上昇したものの、依然、短期的に下げ過ぎとの見方があり、押し目買いを誘ったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。

<SK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は946円安、寄り後は下げ幅拡大