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強弱まちまちの経済指標を受け、寄り付き後、まちまち。その後発表されたコンファレンスボードの消費者信頼感指数が予想以上に低下したため景気減速懸念が一段と強まり売りが加速し、ダウは一時下落に転じた。ベッセント財務長官が「民間セクターは景気後退に入っている」と発言したため景気後退懸念も浮上し、更なる売り圧力となった。ダウはウクライナ停戦期待やホームデポの好決算を好感した買いが支えプラス圏を回復。ナスダックはトランプ政権が人工知能(AI)輸出規制強化を検討との報道でハイテクが売られ、終日軟調に推移した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt安の670ptからスタートした。米下院が大型減税を含んだ法案の概要を賛成多数で可決したことから、米トランプ大統領の公約実現期待や、「トランプ減税」の年内延長観測が高まり、相場をサポート。2日連続で660pt処での押し目買い意欲の強さが確認され、売り一巡後には下げ幅を縮小し、668ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141a>やGENDA<9166>などが下落した。
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