*06:56JST NY為替:米9月小売売上高は予想を上回る、長期金利上昇でドル続伸 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円46銭から150円32銭まで上昇し、150円23銭で引けた。米9月小売売上高やNAHB住宅市場指数が予想を上回ったほか、米先週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少し消費や住宅市場、労働市場の底堅さが示されたため連邦準備制度理事会(FRB)の速やかな利下げ観測後退で長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.0874ドルから1.08011ドルまで下落し、1.0830ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り0.25%の利下げを決定、ディスインフレの軌道でインフレリスクや成長リスクが下方との見解を示し追加利下げを織り込みユーロ売りが加速。ユーロ・円は、161円85銭へ下落後、162円76銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3023ドルまで上昇後、1.2980ドルまで下落した。英国中銀の利下げを織り込むポンド売りが上値を抑制。ドル・スイスは0.8630フランへ下落後、0.8669フランまで上昇した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米9月小売売上高は予想を上回る、長期金利上昇でドル続伸