*07:54JST 東証グロース市場250指数先物見通し:軟調な展開を想定 本日の東証グロース市場250指数先物は軟調な展開を想定する。先週末の米国市場のダウ平均は398.51ドル安の41,954.24ドル、ナスダックは213.95pt安の17,923.90ptで取引を終了した。ハマスによる攻撃から1年目となるイスラエルの首相が攻撃継続を表明、中東情勢悪化への警戒感が強まった。また、長期金利の上昇でナスダックも売られ、相場は終日軟調に推移した。新たに発生したハリケーンが勢力を増し、経済の混乱につながるとの懸念が強まり、終盤にかけ一段安となった。下落した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は軟調な値動きとなりそうだ。
75日移動平均線のサポートは強固なものの、上値を切り下げており、やや売り手優位の相場付きとなりつつある。13週移動平均線が26週移動平均線を下回ったことで、仕掛け的な売りが加速する可能性もあるだろう。米国長期金利の上昇を嫌気した売りにも留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の634ptで終えている。上値のメドは645pt、下値のメドは620ptとする。 <TY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:軟調な展開を想定