*04:06JST 9月26日のNY為替概況 26日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円11銭へ下落したのち、145円21銭まで上昇し、引けた。

米長期金利低下に伴いドル売りが優勢となったのち、4-6月期GDP確定値が予想を上回り、米先週分新規失業保険申請件数が4カ月ぶり低水準となるなど、経済や労働市場の底堅さが証明され、金利上昇に伴いドル買いが強まった。米8月中古住宅販売成約指数が予想を下回り、7年債入札の良好な結果を受けて、金利の上昇が一段落するとドルは伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは1.1126ドルまで下落後、1.1190ドルまで上昇し、引けた。欧州中央銀行(ECB)の年内の追加利下げ観測にユーロ売りが優勢となったのち、米金利の上昇が一段落しドル売りが強まった。

ユーロ・円は、160円75銭へ下落後、161円91銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。

ポンド・ドルは1.3350ドルから1.3434ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.8506フランまで上昇後、0.8456フランまで下落した。


[経済指標]
・米・8月耐久財受注速報値:前月比0%(予想:-2.6%、7月:+9.9%←+9.8%)
・米・8月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.5%(予想:+0.1%、7月:-0.1%←-0.2%)
・米・8月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.1%(予想:+0.1%、7月:-0.4%←-0.3%)
・米・4-6月期GDP確定値:前期比年率+3.0%(予想:+2.9%、改定値:+3.0%)
・米・4-6月期個人消費確定値:前期比年率+2.8%(予想:+2.9%、改定値:+2.9%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:21.8万件(予想:22.5万件、前回:22.2万件←21.9万件)
・米・失業保険継続受給者数:183.4万人(予想:182.8万人、前回:182.1万人←182.9万人)・米・8月中古住宅販売成約指数:前月比+0.6%(予想:+1.0%、7月:-5.5%)・米・9月カンザスシティ連銀製造業活動:-8(予想―5、8月-3)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 9月26日のNY為替概況