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民間の雇用統計となるADP雇用統計の8月分が想定外に弱く労働市場や景気の減速を懸念した売りが優勢。その後、8月ISM非製造業景況指数が予想外に改善したため景気減速懸念が後退し、相場は下げ止まった。ただ、6日に発表予定の米雇用統計を警戒した手仕舞い売りにおされた。ナスダックはエヌビディアの反発が支え、小幅上昇した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比4pt高の659ptからスタートした。朝方はプラス圏で推移したものの買いが続かず、すぐに下落。日経平均株価の弱含みを確認すると、徐々に売りが入り、相場は軟調に推移した。欧米での重要経済指標の発表や、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁の講演を控えていることに加え、週末の持ち高調整もマイナス方向に作用し、反落となる643ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではタイミー<215a>やインテグラル<5842>などが下落した。
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