*16:05JST 日経VI:大幅に上昇、午後は株価大幅安で警戒感強まる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は19日、前日比+2.98(上昇率11.23%)の29.52と大幅に上昇した。なお、高値は31.05、安値は26.56。今週は23日の国会閉会中審査での植田日銀総裁の発言、同じく23日の「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演など、重要イベントが控えており、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和せず、日経VIは終日、先週末の水準を上回って推移した。加えて、午後は日経225先物が下げ幅を広げる展開となったことを受け、警戒感が強まり、日経VIは上昇幅を拡大した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経VI:大幅に上昇、午後は株価大幅安で警戒感強まる