*07:39JST 東証グロース市場250指数先物見通し:リバウンドか 本日の東証グロース市場250指数先物は、リバウンドの動きを予想する。前日5日の米国市場のダウ平均は1033.99ドル安の38,703.27ドル、ナスダックは576.08pt安の16,200.08ptで取引を終了した。弱い7月雇用統計を受けた景気後退入り懸念に伴う売りが継続し、寄り付き後、下落。加えて世界株安で投資家心理が急速に悪化し、手仕舞い売りも加速したと見られ、終日、売りが先行した。ハイテクも売られ、戻り鈍く終盤にかけ再び売りが加速した。急落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、リバウンドの動きを予想する。米国の7月ISM非製造業景況指数は6月から回復し、コンセンサスを上回ったことで、ひとまず米景気後退不安は落ち着きをみせそうだ。直近の急落で需給は崩れた半面、テクニカル的に説明できない水準まで売られたことから、自律反発狙いの買いも入るだろう。予想PERは、東証グロース全銘柄で39倍台、日経平均で13倍強と、バブル期の日経平均PERの60倍を下回っているため、「バブル崩壊」を前提として売られる可能性は低そうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比35pt高の518ptで終えている。上値のメドは535pt、下値のメドは505ptとする。 <TY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:リバウンドか