*22:08JST 【市場反応】米週次新規失業保険申請件数は1年ぶり高水準、ドル売り 米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比1.4万件増の24.9万件と、予想23.6万件を上回り2023年8月以降ほぼ1年ぶり最高となった。失業保険継続受給者数は187.7万人と、前回184.4万人から予想以上に増加し、21年11月来の高水準となった。

米4-6月期非農業部門労働生産性速報値は前期比年率+2.3%と、1-3月期+0.4%から伸びが拡大した。伸びは昨年10-12月期以来で最大。同期単位労働コスト速報値は前期比年率+0.9%と、1-3月期+3.8%から予想以上に鈍化した。

新規失業保険申請件数が1年ぶり高水準となったほか、労働コストの予想以上の鈍化が利下げ観測をさらに強め米国債相場は反発。10年債利回りは4.01%まで低下した。ドル売りも強まり、ドル・円は150円73銭から150円23銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0787ドルから1.0808ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2787ドルから1.2824ドルまで上昇。

【経済指標】
・米・4-6月期非農業部門労働生産性速報値:前期比年率+2.3%(予想:+1.8%、1-3月期:+0.4%←+0.2%)
・米・4-6月期単位労働コスト速報値:前期比年率+0.9%(予想:+1.7%、1-3月期:+3.8%←+4.0%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:24.9万件(予想:23.6万件、前回:23.5万件)
・米・失業保険継続受給者数:187.7万人(予想:185.5万人、前回:184.4万人←185.1万人)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米週次新規失業保険申請件数は1年ぶり高水準、ドル売り