*22:03JST 【市場反応】米6月小売売上高、予想上回りドル買い優勢 米商務省が発表した6月小売売上高は前月比0%と、5月分から伸び鈍化も予想を上回った。5月分は+0.3%と、+0.1%から上方修正された。変動の激しい自動車除いた同月小売売上高は前月比+0.4%と、予想外に5カ月連続のプラスとなった。5月分は+0.1%と、-0.1%から上方修正された。国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車、建材、給油、食品を除いたコントロールグループは、前月比+0.9%と、伸びは5月から縮小予想に反し拡大し3月来で最大となった。

良好な小売売上高を受けて、米国10年債利回りは4.16%から4.21%まで上昇。ドル買いが優勢となり、ドル・円は158円26銭から158円83銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0905ドルから1.0876ドルまで下落し、12日来の安値を更新。ポンド・ドルは1.2980ドルから1.2938ドルまで反落した。

【経済指標】
・米・6月小売売上高:前月比0%(予想:-0.3%、5月:+0.3%←+0.1%)
・米・6月小売売上高(自動車除く):前月比+0.4%(予想:+0.1%、5月:+0.1%←-0.1%)
・米・7月ニユ―ヨーク連銀サービス業活動:-4.5(6月―4.7)
・米・6月輸入物価指数:前月比0%(予想:-0.2%、5月:-0.4%)
・カナダ・6月消費者物価指数:前年比+2.7%(予想:+2.7%、5月:+2.9%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米6月小売売上高、予想上回りドル買い優勢