*04:10JST 7月12日のNY為替概況 12日のニューヨーク外為市場でドル・円は159円14銭から157円38銭まで下落し、引けた。

米6月生産者物価指数(PPI)が予想を上回る伸びとなったためドル買いが強まったが、その後発表された7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値、同指数の期待インフレ率が予想を下回ったため市場では9月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げ観測も強まりドル売りに拍車がかかった。日本当局の円安是正介入措置の思惑を受けた円買いも強まった。

ユーロ・ドルは1.0875ドルまで下落後、1.0911ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は、173円15銭から171円47銭まで下落。日銀の円安是正介入の思惑に円買いが加速。

ポンド・ドルは1.2933ドルから1.2991ドルまで上昇した。比較的良好な経済で利下げが遅れるとの見方や政局安定期待にポンド買いが優勢となった。

ドル・スイスは0.8963フランから0.8933フランまで下落した。

[経済指標]

・米・6月生産者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.1%、5月:0←-0.2%)
・米・6月生産者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.2%、5月:+0.3%←0.0%)
・米・6月生産者物価指数:前年比+2.6%(予想:+2.3%、5月:+2.4%←+2.2%)
・米・6月生産者物価コア指数:前年比+3.0%(予想:+2.5%、5月:+2.6%←+2.3%)
・米・7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:66.0(予想:68.5、6月:68.2)
・米・7月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.9%(予想:2.9%、6月:3.0%)
・米・7月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.9%(予想:3.0%、6月:3.0%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 7月12日のNY為替概況