*04:12JST 6月28日のNY為替概況  28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、160円26銭へ下落後、160円96銭まで上昇し、引けた。米国の経済指標発表で、5月コアPCE(個人消費支出)価格指数が予想通り鈍化したことを受けて、金利が低下し、ドル売りになった。その後、6月シカゴ購買部協会景気指数の予想上振れや6月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値の上方修正を受けて金利が上昇したといわれ、ドル買いに転じた。

 ユーロ・ドルは1.0693ドルから1.0725ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は171円45銭へ下落後、172円45銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2620ドルから1.2662ドルでもみ合い。ドル・スイスフランは0.8980フランから0.9010フランで上下した。

[経済指標]
・米・5月コアPCE価格指数:前年比+2.6%(予想:+2.6%、4月:+2.8%)
・米・5月個人所得:前月比+0.5%(予想:+0.4%、4月:+0.3%)
・米・5月個人消費支出(PCE):前月比+0.2%(予想:+0.3%、4月:+0.1%←+0.2%)
・米・6月シカゴ購買部協会景気指数:47.4(予想:40.0、5月:35.4)
・米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:68.2(予想:66.0、速報値:65.6)
・米・6月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:3.0%(予想:3.2%、速報値:3.3%)

<KK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 6月28日のNY為替概況