*04:38JST 6月20日のNY為替概況  20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、158円25銭へ下落後、158円91銭まで上昇し、引けた。米国の5月住宅着工件数や6月フィラデルフィア連銀業況指数が予想を大きく下振れ低下し、ドル売りが一時強まった。一方、週次の新規失業保険申請件数は予想をやや上回ったものの、前回から減少したことや、ミネアポリス連銀総裁のインフレ目標達成には時間を要するとの発言が金利上昇につながったとみられ、その後ドル買いが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.0731ドルへ上昇後、1.0704ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は162円75銭から170円32銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2694ドルへ上昇後、1.2659ドルまで下落。英中銀は政策金利の据え置き決定も利下げに傾いているとの見方が広がり、ポンド売りが勝った。ドル・スイスフランは0.8902フランから0.8926フランでもみ合い。スイス中銀の追加利下げを受けてスイスフラン売りが先行した。

[経済指標]
・米・先週分新規失業保険申請件数:23.8万件(予想:23.5万件、前回:24.3万件←24.2万件)
・米・失業保険継続受給者数:182.8万人(予想:181.0万人、前回:181.3万人←182.0万人)
・米・5月住宅着工件数:127.7万戸(予想:137.0万戸、4月:135.2万戸←136.0万戸)
・米・5月住宅建設許可件数:138.6万戸(予想:145.0万戸、4月:144.0万戸)
・米・6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:1.3(予想:5.0、5月:4.5)
・米・1-3月期経常収支:-2376億ドル(予想:-2068億ドル、10-12月期:-2218億ドル←-1948億ドル)
・ユーロ圏・6月消費者信頼感指数速報値:-14.0(予想:-13.8、5月:-14.3)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 6月20日のNY為替概況