*07:14JST NY為替:フランス政局不安緩和でユーロ買い戻し 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円96銭まで上昇後、157円68銭まで反落し、157円73銭で引けた。米6月NY連銀製造業景気指数が予想以上に5月から回復したため長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに慎重な姿勢を受けたドル買いも強まったと見られる。フランス政局不安の緩和で、リスク回避の円買いも後退。

ユーロ・ドルは1.0707ドルから、1.0738ドルまで上昇し、1.0735ドルで引けた。フランス総選挙で優勢と見られている極右政党のルペン氏がマクロン大統領と協力してく姿勢を明らかにし市場鎮静化に努めたため警戒感緩和で、ユーロの買戻しが優勢となった。ユーロ・円は、169円01銭から169円34銭へ上昇。ポンド・ドルは1.2661ドルから1.2710ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8932フランへ上昇後、0.8896フランまで下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:フランス政局不安緩和でユーロ買い戻し