*04:27JST 5月17日のNY為替概況 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円75銭から155円25銭まで下落し、引けた。

米4月景気先行指数の予想外の悪化で景気減速を警戒したドル売りや対欧州通貨でのドル売りが優勢となった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事がインフレ動向次第で利上げを支持する考えを再表明したためドル売りが後退した。

ユーロ・ドルは1.0840ドルまで下落後、1.0878ドルまで上昇し引けた。欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事が「6月利下げは適切だが、その後については慎重なアプローチをとるべき」と、6月以降の各会合での利下げに注意を促したため、ユーロの買戻しが優勢となった。

ユーロ・円は、168円83銭から169円28銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.2651ドルから1.2712ドルまで上昇。英中銀が利下げ開始を8月まで待つとの観測が浮上しポンドの買戻しが優勢となった。

ドル・スイスは0.9094フランから0.9067フランまで下落した。

[経済指標]
・米・4月景気先行指数:前月比-0.6%(予想:-0.3%、3月:-0.3%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 5月17日のNY為替概況