*00:51JST 【市場反応】米・2月ISM製造業景況指数/2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値、予想外に悪化でドル軟化 全米管理協会(ISM)が発表した米2月ISM製造業景況指数は47.8と、1月49.1から上昇予想に反し、低下した。16カ月連続で活動の縮小を示す50割れとなった。

米2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は76.9と、予想外に速報値79.6から下方修正された。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注目の同指数の1年期待インフレ率確報値は3.0%、5-10年期待インフレ率確報値は2.9%と、それぞれ速報値から修正なし。

米1月建設支出は前月比-0.2%と、予想外に22年12月来のマイナスに落ち込んだ。

低調な結果を受けて、米国債相場は堅調。米10年債利回りは4.29%から4.2%まで低下した。ドル売りも強まり、ドル・円は150円72銭から150円10銭まで反落。ユーロ・ドルは1.0798ドルから1.0842ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2600ドルから1.2646ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・2月ISM製造業景況指数:47.8(予想:49.5、1月:49.1)
・米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:76.9(予想:79.6、速報値:79.6)
・米・2月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:3.0%(予想:3.0%、速報値:3.0%)
・米・2月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:2.9%(予想:2.9%、速報値:2.9%)
・米・1月建設支出:前月比-0.2%(予想:+0.2%、12月:+1.1%←+0.9%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米・2月ISM製造業景況指数/2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値、予想外に悪化でドル軟化