*05:10JST 12月8日のNY為替概況 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円21銭まで上昇後、143円78銭まで反落し、引けた。

米11月雇用統計で失業率が予想外に低下、また、非農業部門雇用者数の伸びも予想を上回ったほか、12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値も予想以上の改善を示す良好な経済指標を受けて長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。その後、ミシガン大指数の期待インフレ率の大幅低下で一時ドル買いが後退。しかし、早期利下げ観測の後退で下落も限定的となった。

ユーロ・ドルは1.0724ドルまで下落後、1.0785ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は154円83銭へ下落後、156円00銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.2578ドルから1.2503ドルまで下落。

ドル・スイスは0.8751フランから0.8821フランまで上昇した。

【経済指標】
・米・11月失業率:3.7%(予想:3.9%、10月:3.9%)
・米・11月非農業部門雇用者数:+19.9万人(予想:+18.5万人、10月:+15.0万人)
・米・11月平均時給:前年比+4.0%(予想:+4.0%、10月:+4.0%←+4.1%)
・米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:69.4(予想:62.0、11月:61.3)
・米・12月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:3.1%(予想:4.3%、11月:4.5%)
・米・12月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.8%(予想:3.1%、11月:3.2%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 12月8日のNY為替概況