*06:43JST NY為替:米長期金利反転や原油高を意識してドル売り縮小 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、147円94銭まで上昇後、147円62銭まで下落し、147円86銭で引けた。8月輸入物価指数や9月NY連銀製造業景気指数、8月設備稼働率が予想を上回り追加利上げ観測を受けたドル買いが優勢となった。その後、9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値や期待インフレ率の低下で追加利上げ観測が後退し、ドル売りに転じた。

ユーロ・ドルは、1.0645ドルまで下落後、1.0688ドルまで上昇し、1.0662ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)の利上げサイクル終了、来年の利下げを織り込む動きにユーロ売りが優勢となったが、ラガルド総裁や他のECBメンバーが利下げを除外したため買い戻された。ユーロ・円は157円42銭から157円90銭まで上昇。日欧金利差拡大観測が再燃。ポンド・ドルは、1.2426ドルまで上昇後、1.2379ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8953フランへ下落後、0.8978フランまで上昇。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米長期金利反転や原油高を意識してドル売り縮小