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失業率は3.5%まで低下しており、雇用情勢の悪化を示唆する内容ではなかったことから、米長期金利は一時強含みとなったが、株安を受けてポジション調整的な買いが入っており、10年債利回りは反落。2年-10年のイールドカーブはフラットニング気配で推移した。
CMEのFedWatchツールによると、4日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.25-5.50%となる確率は88%程度。11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.50-5.70%以上となる確率は28%程度。10年債利回りは一時4.204%近辺まで上昇したが、まもなく反落し、取引終了時点にかけて4.033%近辺まで低下した。
イールドカーブはまちまちの動き。2年-10年は-72.20bp近辺、2-30年は-56.00bp近辺で引けた。2年債利回りは4.76%(前日比:-12bp)、10年債利回りは4.03%(前日比-15bp)、30年債利回りは、4.20%(前日比:-9bp)で取引を終えた。
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