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25日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、133円98銭から134円37銭まで値を上げた。植田日銀総裁が金融緩和政策の継続に前向きな見解を示し、円売りがドルをはじめ主要通貨を押し上げた。ただ、米金利は軟調で、ドル買いは入りづらい。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は133円98銭から134円37銭、ユーロ・円は148円05銭から148円62銭、ユーロ・ドルは1.1043ドルから1.1067ドル。
【要人発言】
・植田日銀総裁
「現行のイールドカーブ・コントロールの継続が適切」
「賃金・物価が想定以上に上昇し必要になれば金利引き上げなどで適切に対処」
「消費者物価は今年度後半にかけて2%を下回っていくと予想」
「基調的な消費者物価の上昇率は少しずつ上がってきた。金融緩和の影響」
「今引き締めに転じれば、半年後に物価が下がっていく局面でさらに下押し圧力に」
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