*07:45JST 大阪金見通し:上昇か、安全資産へ資金向かう流れが継続へ 大阪取引所金標準先物 24年2月限・夜間取引終値:8166円(前日日中取引終値↑72円)

・想定レンジ:上限8140円-下限8240円

14日の大阪取引所金標準先物(期先:24年2月限)は上昇しそうだ。米シリコンバレー銀行に続き、米シグネチャー銀行が経営破綻したことを受け、市場では投資家のリスク資産回避の姿勢が強まり、安全資産とされる金に資金が向かう流れが強まっている。加えて、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことから、金利のつかない資産である金の投資魅力が高まり、また、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが下落したことは、ドルの代替投資先としての金の需要を高める要因となる。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢となりそうだ。

<SK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:上昇か、安全資産へ資金向かう流れが継続へ