13日の米国長期債相場は反落。この日発表された1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報は市場予想を上回る64.6に上昇したことや原油高が意識されたようだ。インフレ緩和への期待は持続しているものの、この日は利益確定を狙った売りが観測された。

CMEのFedWatchによると、13日時点で2月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.50-4.75%となる確率は94%程度。3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.75-5.00%以上となる確率は84%程度。10年債利回りは、一時3.416%近辺まで低下したが、ニューヨーク市場の後半に3.513%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて3.494%近辺で推移。

イールドカーブは、フラットニング。2年−10年は-72.40bp近辺、2−30年は-60.80bp近辺で引けた。2年債利回りは4.22%(前日比:+8bp)、10年債利回りは3.49%(前日+5bp)、30年債利回りは、3.61%(前日比:+3bp)で取引を終えた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY債券:米長期債相場は反落、利食い売りが増える