大阪取引所金標準先物 23年12月限・日中取引終値:7950円(前日日中取引終値↓34円)

・推移レンジ:高値7959円-安値7922円

12日の大阪取引所金標準先物(期先:23年12月限)は下落した。朝方、「日銀が17-18日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策に伴う副作用を点検する」と報じられたことを受け、外為市場で今朝8時頃より円高・ドル安方向への動きとなり、一時1ドル=131円30銭台と昨日15時頃に比べ80銭ほど円高・ドル安に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が強まった。また、今後、日銀の金融政策修正、金利上昇で金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方も意識された。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売りが優勢の展開となった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金概況:下落、円高・ドル安や日銀の金融政策修正を警戒