NY外為市場でドル指数は104.66まで下落し、重要な節目である200日移動平均水準(DMA)の105.52を割り込んだ。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が過剰な利上げを回避する目的で利上げ減速する姿勢を示したためドルの売り戻しが加速した。中期的なドル安への転換を示唆した。

ユーロ・ドルは1.0533ドルまで上昇し200DMA1.0371ドルを突破。ポンド・ドルも1.2310ドルまで上昇し、200DMAの1.2155ドルを突破した。ドル・円は135円53銭まで下落し200DMAの134円42銭も視野に入った。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル指数200DMA割り込む、中期ドル安に転換か