コンファレンスボードが発表した10月景気先行指数は前月比-0.8%と8カ月連続のマイナスとなった。予想外に9月-0.5%から悪化し、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年4月来で最低。

同時刻に全米不動産業者協会(NAR)が発表した10月中古住宅販売件数は前月比-5.9%の443万戸となった。9か月連続の減少で、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年5月来で最低。ただ、予想440.0万戸は小幅上回った。

米国債相場は反応が鈍くもみ合いが続いた。10年債利回りは3.78%で推移した。中古住宅販売が予想にほぼ一致したため安心感からドルが堅調に推移。ドル・円は140円を挟むもみ合い。ユーロ・ドルは1.0326ドルまで下落後、1.0353ドルまで反発した。

【経済指標】
・米・10月景気先行指数:前月比-0.8%(予想:-0.4%、9月:-0.5%←-0.4%)
・米・10月中古住宅販売件数:443万戸(予想:440.0万戸、9月:471.0万戸)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米10月景気先行指数/中古住宅販売件数、ドル堅調