米財務省は420億ドル規模の2年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.46%。テイルはプラス1.2BPと、6カ月平均の0.2BPを上回り冴えない。高い利回りで応札倍率は2.59倍と過去6回入札平均の2.57倍を上回り需要は強かった。しかし、外国中銀を含む間接入札者の落札比率は50.51%と、過去6回入札平均の59.1%を大きく下回った。

テイルが大きく、間接入札者の落札比率も弱く入札結果は低調との判断で、国債相場は伸び悩み。10年債利回りは4.05%の低水準から4.10%まで上昇。2年債利回りは4.39%から4.47%まで急伸した。

ドル売りも一段落し、ドル・円は147円52銭から148円03銭まで上昇。ユーロ・ドルは0.9977ドルの高値から0.9955ドルへ小緩んだ。ポンド・ドルは1.1499ドルから1.1469ドルへ弱含み推移した。


<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル売り後退、米金利下げ止まる、2年債入札不調