24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円23銭へ強含んだのち148円66銭まで下落し、148円98銭で引けた。9月シカゴ連銀全米活動指数が予想を上回りドル買いが優勢となったが、米10月製造業PMI速報値が予想外に活動の縮小に落ち込みFRBの利上げ減速見通しにドル買いが後退。

ユーロ・ドルは0.9828ドルへ弱含んだのち、0.9894ドルまで上昇し、0.9874ドルで引けた。ユーロ・円は146円50銭から147円24銭まで上昇。ポンド・ドルは1.1344ドルへ強含んだのち、1.1257ドルまで下落。英国では、保守党委がスナク元財務相が党首とすると決定し、新首相に就任する見通しとなり、政局混乱緩和期待に下げ止まった。しかし、スナク氏が経済の深刻な課題に直面していると警告したため警戒感を受けたポンド売りに上値が抑制。ドル・スイスは1.0029フランから0.9969フランまで下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドル買い一服、米10月製造業PMは市場予想を下回る