米連邦住宅金融局(FHFA)が発表した米7月FHFA住宅価格指数は前月比‐0.6%となった。伸びは予想外にパンデミックによる経済封鎖が開始した直後の20年5月来のマイナスに落ち込んだ。下落率は2011年3月来で最大。
同時刻に発表された米7月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数は前年比+16.06%。伸びは6月+18.66%から予想以上に鈍化し、昨年4月来で最小の伸びにとどまった。

米国債相場は堅調。10年債利回りは3.88%で推移した。ドル・円は144円75銭まで上昇後、144円57銭へ反落。ユーロ・ドルは0.9648ドルから0.9620ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.0818ドルから1.0780ドルへ下落。
【経済指標】
・米・7月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+16.06%(予想:+17.05%、
6月:+18.66%←+18.65%)
・米・7月FHFA住宅価格指数:前月比‐0.6%(予想:0.0%、6月:+0.17)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米・7月FHFA住宅価格指数、パンデミック直後のマイナスに落ち込むドル底堅い