NY外為市場ではリスク選好の動きが継続した。先に発表された米6月ミシガン大消費者信頼感指数確報値が過去最低を記録したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注目の同指数の長期期待インフレ率も速報値の14年ぶり高水準から下方修正されたため7月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.75%の利上げ観測が後退。FRBは速報値が予想外に上昇し14年ぶり高水準となったため、6月FOMCで0.75%の利上げを決定した。

米国株式相場はインフレピークに達したとの安心感から大幅高。ダウは600ドル超高となった。米国債相場は反落。10年債利回りは3.12%まで上昇した。ドル・円は134円80銭から135円10-15銭まで上昇。ユーロ・円は142円08銭から142円71銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0571ドルから1.0547ドルまで反落した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオン継続、インフレピークとの思惑で7月FOMC0.5%の利上げ観測強まる