米5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は59.1と、4月65.2から予想以上に低下し、2011年8月以降10年ぶり低水準となった。

連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注視している同指数の1年期待インフレ率速報値は5.4%と、上昇予想に反し4月と同水準を維持。5−10年期待インフレ率速報値は3.0%で4月と同水準。

米国債相場は下げ止まり。10年債利回りも2.92%で伸び悩んだ。ドル・円は129円39銭まで上昇後、129円20銭へ弱含んだ。ユーロ・ドルは1.0350ドルの安値から1.0370ドルへ反発。

[経済指標]
・米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:59.1(予想:64.0、4月:65.2)
・米・5月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:5.4%(予想5.5%、4月:5.4%)
・米・5月ミシガン大学5−10年期待インフレ率速報値:3.0%(4月:3.0%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米5月ミシガン大消費者信頼感指数が悪化、10年ぶり低水準へ、ドル買い後退