米労働省が発表した週次新規失業保険申請件数(4/16)は2000件減の18.4万件となった。予想18.0万件は小幅上回った。しかし、パンデミック前の水準で推移しつつある。また、失業保険継続受給者数は141.7万人と、前回から予想以上に減少。1970年1月以降で最小となった。

米4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は17.6と、3月27.4から予想以上に低下した。ただ、同指数の仕入れ価格は84.6と1979年来の高水準。
労働市場のひっ迫やインフレ上昇が証明され、FRBの引き締め加速計画を正当化する。

ドルはまちまち。ドル・円は128円10-15銭で底堅い。ユーロ・ドルは1.0890-95ドルで推移した。
【経済指標】
・米・4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:17.6(予想:21.4、3月:27.4)
・米・先週分新規失業保険申請件数:18.4万件(予想:18.0万件、前回:18.6万件←18.5万件)
・米・失業保険継続受給者数:141.7万人(予想:145.9万人、前回:147.5万人)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米失業保険継続受給者数は52年ぶり最小、4月フィリー仕入れ価格は50年ぶり最高