(13時50分現在)

S&P500先物      4,579.10(-3.5)
ナスダック100先物  15,148.00(-11.6)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は40ドル安。NY原油先物(WTI)は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


4日の主要3指数は続伸。ナスダックが序盤からプラスで推移したほか、ダウは中盤以降に上昇基調に転じ、103ドル高とほぼ高値の34921ドルで引けた。テスラCEOの9%超保有が明らかになったツイッター株は前営業日比27%上昇し、他のハイテク関連にも買いが波及。前週末に発表された雇用統計で失業率の改善が好感され、この日も買いが入りやすい地合いに。ただ、原油相場の再上昇で、インフレの景気への影響が意識された。


本日は弱含みか。今晩発表のISM非製造業景況指数は前回から改善が予想され、回復持続を好感した買いが先行しそうだ。ただ、原油相場が再び水準を切り上げており、インフレ高進で景気後退を懸念した売りが強まる可能性があろう。そうしたなか、ブレイナード連邦準備制度理事会(FRB)理事とウィリアムズNY連銀総裁は討論会で今後の引き締め加速に言及する見通し。それを受けた金利高でハイテク関連を中心に下げ、指数を下押ししよう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:弱含みか、金融引き締め加速に警戒