日経平均は317円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。ウクライナ情勢の先行き不透明感が払拭できず、また、対ロ制裁の世界経済への影響、ウクライナ情勢を巡る米中対立、中国での新型コロナ感染拡大、インフレ高進や米金融引き締め加速観測などが引き続き懸念されたほか、国内で新型コロナ感染第7波の可能性が指摘されるなど警戒材料が多く、株価の重しとなった。一方、日経平均が昨日までの2日間で400円を超す下げとなったことから押し目待ちの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は軟調な動きとなっている。

<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は317円安、寄り後は軟調