24日の東京外為市場でドル・円はしっかり。仲値にかけて国内勢による売りが強まり、一時120円95銭まで下落。ただ、日米金融政策の違いに着目したドル買い・円売りで、120円台に戻した。その後は日経平均株価の反発や日銀審議委員の円安容認発言で、121円74銭まで値を上げた。

・ユーロ・円は133円03銭から133円68銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.1012ドルから1.0975ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円121円60-70銭、ユーロ・円133円50-60銭
・日経平均株価:始値27,693.77円、高値28,110.39円、安値27,624.62円、終値28,110.39円(前日比70.23円高)

【要人発言】
・ブラード米セントルイス連銀総裁
「米国経済の一部は過大評価されている可能性」
・片岡日銀審議委員
「円安の影響、全体的な効果はプラス」
「スタグフレーションになると現段階では考えていない」
「金融緩和姿勢をより強める必要がある」
「2%の物価目標に向けたモメンタムはみられない」
・日銀金融政策決定会合・議事要旨(1月17-18日開催分)
「必要があればちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる」
「春ごろには物価上昇が明確になると予想されるが、現行の緩和継続が適切」

【経済指標】
・特になし



<TY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はしっかり、円安容認発言で一段高