全米住宅産業協会(NAHB)が発表した2月NAHB住宅市場指数は82と、1月83から低下した。2カ月連続の低下となった。建築材料不足、コストの上昇などで生産混乱が要因となった。
同時刻に発表された12月企業在庫は前月比+2.1%となった。伸びは予想通り11月+1.3%から拡大。1982年1月以降40年ぶり最大を記録した。企業売上高は前月比‐0.7%と、11月の+1.1%からマイナスに落ち込んだ。売上在庫比率は1.29と、1.25から上昇。

米国債相場はもみ合い。10年債利回りは2.01%まで低下後、2.038%まで上昇した。
ドル・円は115円78銭から115円38銭まで下落後、115円45−50銭でいったん下げ止まった。ユーロ・ドルは1.1385ドルで推移した。
【経済指標】
・米・2月NAHB住宅市場指数:82 (予想:82、1月:83)
・米・12月企業在庫:前月比+2.1%(予想:+2.1%、11月:+1.3%)

<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米2月NAHB住宅市場指数/12月企業在庫