2 日のニューヨーク外為市場でドル・円は114円16銭まで下落後、114円44銭まで上昇し、引けた。民間の雇用者数を示すADP雇用統計の1月分が予想外に2020年12月来のマイナスに落ち込み、パンデミックが発生した20年4月来で最低となったため、景気回復懸念にドル売りが強まった。

  
ユーロ・ドルは1.1330ドルまで上昇後、1.1292ドルまで反落し、引けた。冴えない米雇用関連指標を嫌気したドル売りに上昇後、いったん伸び悩むも、欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えショートカバーも強く、底堅い展開となった。



  
ユーロ・円は129円47銭まで上昇後、129円09銭まで反落。

 
ポンド・ドルは1.3587ドルまで上昇後、1.3555ドルまで一時弱含んだのち、再び上昇。英国中銀の利上げを織り込むポンド買いが優勢となった。

ドル・スイスは0.9179フランから0.9202フランのレンジで上下に振れた。





__NEW【経済指標】・米・1月ADP雇用統計:-30.1万人(予想:+18.0万人、12月:+77.6万人←+80.7万人) <KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 2月2日のNY為替概況