NY外為市場ではリスク回避の円買いが後退した。ドル・円は114円34銭、ユーロ・円も129円10銭で高止まりとなった。ポンド円は154円63銭まで上昇。

米国政府は今後数週間内にロシアがウクライナで武力行使する意向が多く見られるとし、ウクライナ在住米国人に即時退避検討するよう強く促すなど、ウクライナ緊張は一段と深刻化の様相が濃い。しかし、市場の焦点は連邦公開市場委員会(FOMC)に移行。株式相場の回復に伴いリスク回避の動きが緩和傾向にある。

ダウは300ドル超の上昇を維持。米10年債利回りは1.78%で推移した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:円続落、リスクオフ後退、市場の焦点はFOMCへウクライナ緊迫も