17日の日経平均は3営業日ぶりに反発した。ローソク足はマドを空けて上昇したが、寄り引けほぼ同値で上ヒゲがやや長めの十字足を示現し、上値の重さを窺わせた。終値は下向きの5日移動平均線を上回ったが、株価上方では25日線や200日線が下降を継続し、下落トレンド延長を示唆している。RSI(14日ベース)が12日の60.76%を直近ピークに低下基調にあり、本日は43.94%と中立圏下限付近に位置する。RSIは周期性が強いことから、目先は一旦中立圏下限の40%割れを試す流れが予想され、RSIの低下に沿って株価が下値を切り下げるリスクに留意したい。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日ぶり反発、上ヒゲ長い十字線で上値重く