(14時00分現在)

S&P500先物      4,782.30(-11.2)
ナスダック100先物  16,212.00(-67.7)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調。NYダウ先物は80ドル安。NY原油先物(WTI)は弱含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


4日の主要3指数はまちまち。ナスダックは大幅安となったが、ダウは4日続伸となり214ドル高の36799ドルと3日連続で最高値を更新している。この日発表されたISM製造業景況指数は予想を下回り前月から伸びは鈍化したものの、高水準を維持し回復基調は鮮明になった。このうち雇用指数は前回より強い内容で、労働市場の活性化が顕著に。ただ、金利高に振れたことでハイテク関連は大きくられ、指数を押し下げる要因となった。


本日は弱含みか。長期金利の失速を受け前日売られたハイテク関連が買い戻され、相場をけん引する可能性があろう。ただ、国内での新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒され、制限措置の影響を見込み消費関連株を中心に売りが強まりやすい。一方、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ時期の前倒しに思惑が広がるなか、ADP雇用統計は底堅い内容が予想される。その後のタカ派的な連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨も売り要因となる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:弱含みか、コロナ再拡大に警戒も