ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は「高インフレが想定以上の水準で想定以上に長期化した」と言及した。同総裁はハト派姿勢を保っていたが、高インフレの長期化を認めた。さらに、物価高でインフレ期待が2%超になる可能性を指摘し、2022年に2回の利上げを想定しているとした。

10年債利回りは1.68%まで上昇後も1.67%の高水準で推移。朝方発表された予想を下回った低調な経済指標を受けて一時ドルは弱含んだがドル買いも再燃した。ドル・円も115円95銭に弱含んだのち、再び116円16銭までじり高推移。ユーロ・ドルは1.1322ドルの高値から再び1.13ドルを割り込み1.1288ドルまで再び下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル買い再開、カシュカリMN連銀総裁、22年2回の利上げ想定