米財務省は590億ドル規模の5年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは1.319%と、事前の1.309%を上回った。テイルはプラス1bp。応札倍率は2.34倍と、過去6回入札平均の2.41倍を下回り需要は低調だった。外国中銀を含む間接入札者の落札比率も56 .9%で、平均の60%を下回った。

先に実施された580憶ドル規模の2年債入札の結果も弱く、最高落札利回りが0.623%。テイルはプラス1.1bp。応札倍率は2.36倍と、過去6カ月入札平均の2.56倍を下回り需要は低迷。外国中銀を含む間接入札者の落札比率は45.62%と、過去6回入札平均の54.1%を下回った。

低調な結果を受けて米国債相場は下落。10年債利回りは1.61%まで上昇した。
ドル・円は114円08銭から114円89銭まで上昇し17日の高値114円97銭を試す展開となった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル・円115円に迫る、米2年債、5年債入札低調で利回り上昇