本日のマザーズ先物は反落が予想される。26日の米国株式市場は良好な企業決算を好感し、寄り付き後、上昇。その後、利益確定売りやFBの下落が全体指数を押し下げる局面もあった。しかし、押し目からは10月消費者信頼感指数の改善で、第4四半期の景気回復を期待した買いも強く、底堅く推移。ダウは連日史上最高値を更新、ナスダックも上昇した。本日のマザーズ先物は、米国市場は上昇したものの、ナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ、反落でのスタートが予想される。海外ではマイクロソフトが発表した7-9月期決算でクラウド関連の売上が36%増になったと日本経済新聞が報じており、フリー<4478>などクラウド関連銘柄の下支え要因となることが期待される。日足チャートでは、1101.0pt近辺にある25日線の維持が争点となりそうだ。本日の上値のメドは1140.0pt、下値のメドは1070.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:反落、クラウド関連が下支え、25日線の維持が争点