12日の日経平均は4日ぶり反落、ローソク足は陰線で終了。高値安値ともに前日の陽線胴体部分に収まる「陽の陰はらみ」を描き、戻り一服を裏付けた格好。東証1部の騰落レシオ(25日ベース)は96.48%と中立圏中央(100%)付近にあり、相場全体では売り買いどちらも仕掛けにくい地合いとみられる。一方、一目均衡表では転換線が下降して根強い下落圧力を窺わせた。遅行線は10月21日にかけての応当日株価上昇から弱気シグナル増大が予想され、雲も水準を切り上げていくため、三役逆転による弱気形状への転換リスクにも留意が必要となろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:4日ぶり反落、「陽の陰はらみ」示現