6日の米株市場ではNYダウが102.32ドル高の34416.99、ナスダック総合指数が68.08pt高の14501.911、シカゴ日経225先物は大阪日中比320円高の27730円。7日早朝の為替は1ドル=111.40-50円(昨日午後3時は111.76円)。前日の米株市場は、米共和党の妥協案提示によって債務上限問題への懸念が一時後退したことが投資家心理を改善させ、引けにかけて上昇に転じた。依然戻りは鈍いが引け味よく終わった米株市場を好感して、前日まで突っ込み気味に急落している東京市場でも目先の買い戻しが予想される。前日に大きく下落したトヨタ<7203>や三井ハイテク<6966>、富士電機<6504>など主力株中心に反発しそうだ。また、前日は小休止した経済活動再開銘柄への押し目買いも想定され、JR東日本<9020>やラウンドワン<4680>などにも注目したい。一方、原油先物価格の上昇一服でINPEX<1605>などのエネルギー関連株には利益確定売りが向かいそうだ。そのほか、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたライオン<4912>、荏原<6361>、レーザーテック<6920>、JR東海<9022>などにも注目。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ライオンやレーザーテックなどに注目